11月2009年

11月

あっという間に11月が過ぎて明日からもう12月です。

今年も信じられないようなスピードで1年が過ぎていくようです。

生徒さんも受験に向けていよいよ佳境を迎えています。

来年以降いい学生生活がおくれるように、サポートしていきたいと思います。

初めての授業

先日のことですが,新しい生徒さんの体験授業を担当させていただきました。家庭教師のバイト自体は始めてそろそろ1年と半年ほど,教育関係に範囲を広げるならもう少し長い期間になるのですが,やはり初めて会う生徒さんに授業をするのは緊張します。今まで担当させていただいていた生徒さんと今回の生徒さんの学年が同じなので,授業をどう進めようかということに関しては少しなりとも予想がつくのですが,初対面の人と1時間過ごすということはそれでもプレッシャーを感じるものです(生徒さんやご家庭からしてみればもっとかもしれませんが)。

そういう訳で緊張しながら迎えた体験授業なのですが,幸いなことに実際に伺ってみると生徒さんと僕の間で共通の話題が少しあったので,初回にしては和やかに授業をすることができました。生徒さんも年の離れた全くの初対面の人間が部屋に入ってきて1時間も横にいるという落ち着かない状況の中,集中して授業に取り組んでくれたと思います。内容が分かりやすいことはもちろんとして,この調子でお互い楽しく授業をやっていけたらいいなと思っています。

自分で考えられる人間になること

生徒さんが数学の問題をやっているのを見て「何でこう考えた?」ときいたところ、先生にそうしろといわれたという返事が返ってきました。

そこで私は、「先生の言葉を鵜呑みにするのではなく自分で納得する事が重要だ」と説明しました。

勉強するということは納得することだと思います。自分で納得して、学んだ内容を自分の言葉で説明できるようになって、初めてわかったということができます。

そうすると応用力や思考力も自然についてくるのではないでしょうか?

余り教えるのが上手ではありませんが、生徒さんに納得してもらえるよう、日々努力しております。

京都大学 工学部 地球工学科

僕の出身高校は進学校ではありませんでした。偏差値は40〜45ぐらいでした。また、陸上部に所属していたため、毎日の帰宅時間は夜の9時ごろでした。もちろん、予備校や塾に通うことも、物理的に不可能でした。しかし、高校2年の冬あたりから、京大に合格したいという目標ができ、限られた時間の中でどのように勉強の効果を高めるか、毎日さまざまな工夫を行いました。すべての勉強をこの目標から逆算して進めました。教科書は学校の授業のペースには合わせず、「京大に現役で合格する」という目標から逆算し積極的に自分の計画にそって学習しました。勇気は必要でしたが、授業内容に不満があったときは、授業そっちのけで自習したりもしました。何が正しい勉強法なのか、よくわからなかったですが、自分の判断が正しいと思い込むようにし、そのため、その責任はすべて「成績」という形で自分に降りかかってくるため、結果を出そうと必死に勉強しました。

情動のポイント

自閉症の方々は、(平均すると)「他者」より「モノ」に注意が行きがちだ、ということがさまざまな実験から言われています。それはなぜなのでしょうか?

まず、能力が欠けているのではありません。「こちらを見て!」といわれて、見ることはできます。ただ、ほかの人に比べて「自然に」見ることが少ない、ということのようです。

ヒトの赤ちゃんは、ただの「モノ」より、社会的なもの、つまり「他者」に自然と注意を向けやすいということが明らかになっています。自分の行動や表情に合わせて反応してくれる周囲の人々、それが「他者」です。ではなぜ、自然と「他者」に目が行くのでしょうか?

そのキーとなるのが、「情動」です。おそらく、赤ちゃんは、他者に注意を向けられ、関わりをもたれることが「快」なのではないでしょうか。「快」であると、自然とそれを求めて他者のほうに目が行く、また、「快」となる、また見る・・・というスパイラルがあって、そのコミュニケーションのなかで、赤ちゃんは言葉などを学習していくのでは、という見解が出されています。(脳で言うと、報酬系に関わる回路だと思われますが、発達分野での脳研究は制約が多く、詳しいことは分かっていません。)

「他者」より「モノ」に目が行きがちだ、ということは、自閉症の方々は、生まれつきこの「快」のポイントが少し異なっているのかもしれません。

もしそうであるのならば、例えば、それを無視して無理やりに「人の顔を見なさい!」と教えることが果たしていいことなのでしょうか?

もちろん、社会生活を営む上では重要なことです。けれど、私たちが感じるここちよさが、自閉症の方にとってのぎこちなさや不安であるのかもしれません。それをいつも強要されると・・・逆に、「不快」のスパイラルにはまってしまうことはないでしょうか。

私たちだって、人によって「ここちいい」と感じるポイントは違いますよね。外に出るのが好きな人、家で何かするのが好きな人・・・。自閉症の方の場合、それが社会生活全般に響いて、目だってしまう・・・そのようにとらえることができるかもしれません。

これらは、実際にかかわってみるとすぐにわかることだとも思います。認知科学の解釈が、ようやく追いついてきた、とも言えるかもしれませんね。

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