たし算ひき算の習得

小学校低学年で、たし算やひき算で指を使う癖がどうしても抜けないことがあります。特別支援教育士の方の講演を聞いていたときにその話題になったので少しご紹介します。

計算方略の発達段階である、具体物の操作→指の使用→心的操作をたどり、暗算ができるようになります。でも暗算ができるメカニズムがよく分かっていないそうです。次の発達段階に進むためには、指を使ってもいいので何度も計算の練習をするのがよく、自然と習得できるようです。ある研究では、たし算やひき算の能力は3年生から4年生にかけてぐんと上がることが結果として出てきたそうです。演算の習得はできても、熟達するにはそれだけ時間がかかるのだと思います。

実際に私が担当していた生徒も、長らく指を使ってひき算(2ケタひく1ケタ)をしていましたが、4年生くらいで知らぬ間に暗算できるようになっていました。もちろん、計算の手順や10の補数などを何度も何度も練習したのは言うまでもありませんが。。

その生徒が何故できるようになったのかというと、計算の手順を言葉で言えるようになったからだと思います。例えば14-8だったら、「10借りてきて10から8引いて2、2と4足して6」と言います。簡単なことに思えるのですが、それを自分で言えるようになるまで彼なりの時間が必要だったのだと思います。:smile:

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