規則正しい寮生活
現在、私はある全寮制の学校に勤めています。この学校の寮で、毎日学生と寝起きを繰り返しています。ここでは、朝6:50に起床し、寮の掃除から一日が始まります。そして、お経を唱えて沈黙の食事をとり・・・という朝が繰り返されます。
私はこの寮に入るまで、朝起きて掃除から始まる一日を迎えたことは記憶にありません。しかも、朝起きる時間もまちまちでしたし、食事も食べる日もあれば食べない日もありました。
実は朝に限らず、厳密なスケジュールと作法に従って、様々な出来事が毎日繰り返し繰り返し淡々と、この学校と寮では行われています。
私は最初ここに来るとき、「苦行」をイメージしていましたが、実際にそのような生活を「集団でおくる」ことは苦しいものではありません。「当たり前」「普通」になっていくのです。不思議ですね。集団だからこそ経験できること。苦にならずに遂行できること。そういうことがあります。
「だらだらとした生活」と「規則正しい生活」。例えば、わかりやすくこのように分けてみた場合、どちらが「あるべき生活の姿」なのかはわかりません。でも、どちらを採用するかを考える際に、両方を経験しておいた方がいいのではないでしょうか。「だらだらとした生活」のほうは、一人でも経験できるけど、「規則正しい生活」のほうは、一人ではなかなか経験が困難なので、若いうちに集団で経験しておくのも悪くはないのではと思ったりしているのですが、いかがでしょうか。
2011年3月5日 | 教育・受験関係の話題 | chappy(京大教育) | コメント(1)