S君の願い

●先生に対するちょっかい
ひざの上に乗る・「こちょこちょして」と言う(スキンシップが好き)
・先生や筆者の持ち物で遊ぶ・
「お店ごっこしよう」「タングラムしよう」など。
●トランポリン
毎日の日課。お気に入りの先生を連れて、別室で。
1番の笑顔が見られる時。
●集団活動への参加
集団活動への参加を拒み、自分のやりたいことを続けることがある。
最近は友達や先生に誘われて、以前よりも参加するように。
集団の中で一人ぽつーんとなるのが嫌だとのこと。
●「帰りたい」
偏食がきつく給食を嫌がり、午前中で「帰る」ということが多い。
家に電話してと担任の先生にせがむ。
★カキ氷
育成学級でかき氷をつくることに。
最初は参加を嫌がるが、何回か誘いかけると、
かき氷をつくる調理室をのぞきにくる。
最終的には、育成学級の友達や先生たちが食べるカキ氷をつくる。
★サッカー
中間休みにK先生とサッカーをする約束。
K先生が来るまで、Tとサッカー。
しかしTはK先生ほどサッカーが上手くない
(ゴールキーパーなのにボールを手でとれず、顔で!)ため「やめる」。
しかし、Tが「それやったら蹴る方やるし」「慣れたらもう少しうまくなるし」
などと言って、誘いかけると続ける。
★「H君ごめんね」
遊んでいたタイヤが転がり、育成学級の友達H君にあたりそうになる。
「H君、ごめんね」と言い、本気で謝っていたようだった。
⇒集団は苦手だけれど、
「はいらなくちゃ」「はいりたい」という思いがあるように感じる。
役割をもつと一生健命に取り組む。自分の思いだけで行動するのではなく、
相手の立場にたって考え、
自分の行動を調整することも少しずつやろうとしていると感じる。
そして、そんな風に頑張っているからこそ、
甘えと見えるような言動もあるのかもしれない。
⇒このようなS君の姿を踏まえると、今後S君にとって何が必要なのだろうか?

コメント

ひとりだけ取り残されるのが嫌いうことは、みんなと関わりたいという思いがどこかにあるのでしょうね。
その子なりに相当な努力をしているはずなので、それを分かってくれる先生がいるだけで楽になるのかなあと思ったりします。
大人はひとつ出来るようになったら、次はこれ次はあれというように要求しがちなので、成長がゆっくりな子には特に注意したいものです。
こないだ自閉症の子を専門的に見ている心理士の先生に「一生懸命トライして出来るようになったことは1ヶ月ほめ続けてください。」と言われました。
子供の方が「それはもう当然だし。」というくらいほめ続けると、次のステップに自然に向かえるようですよ。

2009年12月31日 | シリウススタッフ

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