同じ世界の中で

つい先日、生徒さんと最後の勉強をしました。

1年間、自分の無力さと闘いながら、でもそのたびに「自分は自分の無力さを嘆くためにこの子に会っているのか!?」と自問自答したりを繰り返し・・・そんなこんなで1年以上が過ぎました。

教えてあげるのでなくて、教えてもらうことが多くて、その子の見ている世界がどんなものかを感じとろうとしているうちに、人のことをわかろうとする力を養ってもらっていたように思います。

私と関わった時間は1年間であるけれど、その子の人生はこれからまだまだ続いていきます。

私が関わったのはほんの一瞬。

長い長い人生の中のあるひととき。

そのひとときももちろんとても大切だけど、これからのその子の人生のことを思うと、幸多からんことを願わずにはいられません。

誰かに幸せでいてほしいという気持ちを教えてくれてありがとうね。

私も負けないように、生きていくからね。

別々だけど、一緒の世界の中で。

コメント

大学院卒業おめでとうござす。
これからは臨床心理士の試験に向けての勉強でお忙しくなりそうですね。

「心」のふれあいを大事にする先生方には、似たようなオーラ?があるような気がします。
この世界とうまく関われない生徒たちは、そのオーラが、外の世界とつながる精妙な架け橋に思えるのではないか、そんな気がします。

絶えず内省している先生だからこそ切り開ける世界があると思います。
これからもずっと応援しています!

2010年4月1日 | シリウススタッフ

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