メタ認知的学習方略

 タイトルは小難しいですが内容はそうでもありません。多くの人が使っている漢字の覚え方やテストでの時間配分に関わる話です。例えば,私たちが漢字を覚えるときに難しいと判断した漢字は何度も書いて覚えたり,テストのときには解けそうな問題から優先して解いたりします。これは「この漢字は難しくて一度では覚えられないかもしれないから何度か書いてみよう」や「この問題は難しそうでここから始めると時間切れになってしまうかもしれないから,こっちの楽そうな問題から解こう」というように,課題の性質を理解してその課題に適切な方略を取っているためです。このことは単に対象を認知するだけではなく,自分が認知した内容についてモニターしているためメタ(上位の)認知と呼ばれています。

 上にあげた例のように,メタ認知は勉強にとっても非常に有用なのですが,2年近く担当させていただいている生徒さんに先日授業をしていた時に,生徒さんが自発的にメタ認知的方略を活用していることに気付きました。2年前は教科書や問題集にも受け身で取り組んでいたのですが,最近は苦手な単元でも取り組む姿勢が良くなっていたり,宿題の提出率が上がるなど,振り返ってみると確実に成長していることが分かります。これからもこの調子で頑張ってくれることを期待しています。

コメント

そうそう、生徒のそういう姿勢は本当にうれしいですよね。
私の中2の生徒も間違えやすい問題に「ボンミス注意」と書き込んだり、「ここは僕の苦手なところだな」という発言が出てきて、随分成長したものだなと思っています。
これからの関わりにも期待しています!

2010年4月30日 | シリウススタッフ

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