MAS(京大院教育) さんの投稿記事

ご挨拶

 修士課程の大学院生としての2年間もいよいよ終わりとなりました。4月から博士課程の院生となるのですが,それと同時に日本学術振興会の特別研究員としての採用されることになっています。特別研究員制度は若手研究者に研究支援費を給付して,自由に研究を行わせようというものです。採用といっても特別研究員として何か仕事に従事するというわけではなく,今まで通り大学院での研究に励むことになります。特別研究員として採用されると研究に専念する義務があるためアルバイトを行うことができず,このたびシリウスでの家庭教師を辞めさせていただくことになりました。

 4年間にわたって家庭教師をさせていただき,何人もの生徒さんを担当させていただきました。必ずしもキリのいい時期に指導を終わることができたわけではなく,僕自身多少の心残りがある状況なのが正直なところです。これまでの家庭教師としての経験の中で,「どのように計画を立てて授業を進めるのか」ということや,「どうすればもっとわかりやすく説明できるのか」といったことなど私自身が得るものも非常に大きかったです。これまでご家庭とシリウスにサポートをいただいてやってくることができました。本当にありがとうございました。最後になりましたが,生徒さんのこれからのご活躍をお祈りしております。

新しい気持ち

 いつまでも冬物のコートを着ていましたが,この何日かでやっと暖かくなってきたように思います。

 この3月でこれまで通っていた学校を卒業し,新しい環境に移られる生徒さんもいらっしゃると思います。私の所属している大学院でも,今年は多くの人が講座を後にされました。所属するゼミの先輩の就職が決まったり,修士課程で大学院を離れる人がいたりと,残る身としてはさびしく感じています。講座の送別会で大学院の先生が,「この時期というのは4月からも同じ環境に残る人にとっても,初めてここに来た時のような新たな気持ちで物事を始めるチャンスである」ということをおっしゃっていました。少なくとも大学院での生活に関してはあまり変化がないなあと思っていたのですが,京都大学に入学した時や大学院に進学した時は多少の不安を感じつつもこれからの生活に期待を抱いていたことを思い出しました、またこの4月から新しい気持ちで頑張っていこうと思います。

メタ認知

学校の定期テストのシーズンが近づいてきて,生徒さんも普段以上に授業に身が入っています。テスト直前はやる気が高いのはいつものことなのですが,「どういう風にテスト勉強を進めていくか」ということに対してもテストごとに進歩がみられるように感じています。

 以前は私がスケジュールをたててそれに従って授業を進めていたのですが,最近は「ここが分からないから説明してほしい」や「ここは自分でできるからこっちを授業でやってほしい」などの要望も踏まえています。「『あることを自分がどれだけ理解しているか』を理解し,それに応じて計画を立てる」ことをメタ認知と呼ばれ,問題解決に必要な能力だとされています。「この問題は時間がかかりそうだから後回しにしよう」や「この問題は確実に正解できるから先に解こう」等の様にテスト中にもメタ認知能力は使われます。単に授業で教わる知識だけではなくメタ認知能力も身につけているようで,非常に頼もしく感じています。

大学院での目標

 修論や学会発表の準備で忙しかった1月までと異なり,2月に入って研究のスケジュールには少し余裕が出てきました。とは言っても締め切りを直後に控えている状態でないだけで,論文を読んだり実験をしたりとやることは色々とあるのですが。

 2年間という大学院の修士課程も来月で終りを迎え,この4月からは博士課程に進学することになりました。修士課程で大学院からでていくことは元々考えていなかったので,修士課程の卒業自体に大きい感慨があるわけではないのですが,それでもやはり大学院生活の節目だと感じています。振り返ってみると2年前大学院に入学したのがはるか昔のように思われます。この2年で達成できた目標もあれば出来なかった目標もあります。論文を学術誌に掲載するという目標は達成したものの,「実験→論文執筆→投稿」というサイクルをきちんと回すという,より全体的な目標についてはまだまだだと感じています。博士課程ではこちらの方についても達成していきたいと思っています。

体調管理

 昨日のニュースで見かけたのですが,そろそろインフルエンザのピークが到来する様です。今年は修論の提出という一大イベントがあったので,私は念のためにインフルエンザの予防接種をしておきました。それもあって(?)自分自身も周囲の同回生も体調を崩すことなく修論を無事に提出することができました。担当させていただいている中には,学校でインフルエンザが流行っていて自身もかかってしまった生徒さんもいたのですが,比較的軽く済んだ様でホッとしています。

 この時期は高校・大学受験を控えている受験生の方とってはラストスパートをかける時期であると同時に,1年の中でおそらく1番体調を崩しやすい時期でもあります。モチベーションや集中力が高い時期なので勉強時間を確保することはもちろん大切ですが,体調にも気を配って万全の状態で受験に臨んでくれればと思います。1回風邪をひくだけで失う時間や体力はかなりのものになってしまいます。後少しですが,焦ることなく全力を尽くして頑張ってください。

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MAS(京大院教育)
京都大学教育学部を経て京都大学大学院教育学研究科認知心理学講座所属。東大寺学園高校出身。

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