先日・・・
私の趣味でもある野球観戦に行ってきました。
社会人野球を観に行って来たのですが・・・
ここのところの不景気で、出場チームも減り、応援団の応援合戦も、すこし寂しさを感じるものがありました。その中でも、N社対T社の試合は、見終わった後、鳥肌が立つくらいの試合で、いろいろと感じ、気づかせてくれた試合だったので、少しお話をさせてもらいます。
その試合は、先制したN社が試合終盤でT社に逆転され、9回2アウト2ストライク、まさにT 社はあと1球で勝利を、後攻であるN社は絶体絶命のピンチのその時でした。
ラスト1球・・・バッターが打ち損じ、セカンドゴロ・・・だったのですが、緊張からか勝ちを急いだのか、セカンドがエラーをし、それがキッカケとなり、N社が劇的なサヨナラ勝ちをしたんです。「本当にあるんや・・・」これが私の正直な感想でしたが、その夜のスポーツニュースを見て、裏に隠された思いを知り、少し考えさせられました。
実は・・・N社はこの大会を最後に休部することが決まっており、「負けると終わり」という選手たちには厳しい現実があったのです。きっと、あの大逆転劇も、選手の気迫が相手のエラーを誘い、少しでも長くこのチームで野球をしたいという選手たち一人ひとりの思いが、ひとつの方向へ向かう大きなベクトルとなり、「勝利」を掴むことができたのかなと思いました。
こんな試合を目の当たりにして、いろいろ思うことはありましたが、特に強く感じたことは、生徒と一緒に、又、日常生活の中でも、目標に向かってベクトルの方向ひとつにすることで、成し遂げることができるという事の大切さを、改めて感じ、気づかせてもらえた出来事でした。
2009年11月30日 | キャンパス日記・雑記 | aya(カウンセリング) | コメント(1)